講演情報
[20a-P04-10]血流感染症検査向け迅速サーマルサイクル技術の開発
〇柳川 善光1、清水 沙彩1、坂井 友幸1 (1.日立製作所)
キーワード:
遺伝子検査、血流感染症、プラズモニックPCR
血流感染症の原因菌検査を1時間まで短縮するため、マイクロ流体デバイスを用いた遺伝子検査システムを開発している。本発表では検査フローの内、DNA増幅の高速化を可能にする迅速サーマルサイクル技術について報告する 。本技術は、プラズモニック加熱に圧縮空気による強制空冷を組み合わることで迅速な加熱と冷却を両立した点が特徴である。試作システムによる評価の結果、平均ランプレートは加熱20.43℃/秒,冷却20.38℃/秒であり,目標の15℃/秒以上を達成した。
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