講演情報

[20p-A25-6]血液からの脳卒中トリアージ - 赤外分光法による病院前迅速診断 -

〇木野 彩子1、石田 朋久2、金森 政之2、新妻 邦泰1,2、松浦 祐司1 (1.東北大院医工、2.東北大院医)

キーワード:

赤外減衰全反射分光法、PLS判別、脳卒中血中バイオマーカー

脳卒中は診断と処置に一刻を争う重大疾患である.末梢血からの来院前迅速診断を念頭に,患者163名および健常者53名の提供血漿の赤外吸収スペクトル測定を行った。この測定は特定の試薬や試料の前処理を必要としない.スペクトルの多変量解析に基づく脳卒中の有無や,患者間での梗塞性/出血性等の病態判別,さらに脳梗塞の前兆である一過性脳虚血といった未病段階での識別可能性についても報告する.

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