講演情報

[20p-B6-4]スルホン化ポリイミド薄膜のLiイオン電池用有機溶媒滴下による組織構造形成とリチウムイオン伝導度の向上

〇青木 健太郎1、Athchaya Suwansoontorn1、原 光生2、山本 勝宏3、是津 信行4,5、永野 修作6、長尾 祐樹1 (1.北陸先端大、2.香川大創造工、3.名工大院工、4.信大アクア・リジェネレーション機構、5.信大工、6.立教大院理)

キーワード:

Liイオン電池、高分子電解質、組織構造

我々はスルホン化ポリイミド(SPI)薄膜をLiイオン電池のカソードに被覆して人工カソード電解質界面を作成することで、被覆しない場合と比較して放電時の容量保持率が向上することを見出した。この原因を解明するために、Liイオン電池用有機溶媒の滴下によるSPI薄膜の分子集合構造やLiイオン伝導性を検討したところ、炭酸エチレン–ジメチル炭酸混合溶媒の滴下により高い秩序性を有する組織構造を形成し、Liイオン伝導度が向上することを見出した。

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