講演情報

[20p-C32-4]酸化チタンを正孔・電子コンタクトに用いた結晶シリコン太陽電池

〇松井 卓矢1,2、深谷 昌平1,2、McNab Shona3、齋 均1、後藤 和泰2,4、宇佐美 徳隆2、Bonilla Ruy Sebastian3 (1.産総研、2.名大、3.Oxford Univ.、4.新潟大)
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キーワード:

太陽電池、酸化チタン、シリコン

高効率な結晶シリコン太陽電池を作製する新技術として金属酸化物等を用いたキャリア選択性パッシベーティングコンタクト(Carrier Selective Passivating Contact)が注目されている。我々はこれまでに、ALD法で製膜した酸化チタン(TiOx)薄膜が結晶シリコンから取り出すキャリアの選択性を制御できることを見出し、TiOxの正孔・電子コンタクトとしての性能を評価してきた。今回は、結晶シリコン太陽電池の表裏にTiOxを形成したドーパントフリーかつ同一材料を正・負極のコンタクトに用いたセルの実証を試みた。また、TiOxが両極性の材料として振る舞うメカニズムについて調査した。

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