講演情報
[20p-P02-12]光透過性・導電性・熱耐性を有するn型半導体ハイブリッド電極の湿式作製
〇(M2)松谷 洸之介1、石崎 学1、栗原 正人1 (1.山形大院理工)
キーワード:
カーボンナノチューブ、銀ナノワイヤー、透明電極
単層カーボンナノチューブと銀ナノワイヤーの積層膜(SWNT/AgNW)は、次世代太陽電池の透明電極として期待されている。しかし、高温でAgNWが融解して電子伝導経路が分断されるため耐熱性が課題となる。本研究では、SWNT/AgNWへの耐熱層としてn型半導体のTiO2を用いることを目的として、TiO2前駆体をスプレー塗布し、n型半導体と透明電極のハイブリット層SWNT/AgNW/TiO2の作製を目指した。TiO2層の形成により、ハイブリッド電極は、400℃加熱後も18 Ω sq-1の低抵抗と可視光透過性が維持された。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン