講演情報

[10a-C309-5]微細な有機電気化学トランジスタを用いた細胞内活動電位記録

〇神保 泰俊1、李 成薫1、李 元領1、大矢 貴史2、Faezeh Hassani1、横田 知之1、松浦 勝久3、梅津 信二郎2、清水 達也3、染谷 隆夫1 (1.東大工、2.早稲田大、3.東京女子医大)

キーワード:

半導体、活動電位、細胞

心筋細胞の活動電位記録は、生体適合な有機電気化学トランジスタ(Organic Electrochemical Transistor: OECT)の有望な応用先である。従来の多点電極アレイは、細胞外電位を比較的容易に計測できる一方で、細胞膜電位そのものに由来する活動電位波形は得にくかった。我々は、OECTをパルス電圧で駆動することで細胞膜への電気穿孔を誘起し、膜電位を反映した活動電位波形記録を行う手法を報告した[1]。今回、OECTのジオメトリが細胞に流れる電流の密度を規定し、電気穿孔の強度に影響する可能性が示唆されたため報告する。
[1] Y. Jimbo et al., Proc. Natl. Acad. Sci., doi:10.1073/pnas.2022300118, (2021).