講演情報

[10a-PA4-9]ラマン5ピーク分離解析に基づく炭素構造記述子によるDLC膜のマイクロスクラッチ挙動解析

〇小佐野 芳寿1,2、梅原 啓吾2、中谷 達行1 (1.岡山理大、2.三菱鉛筆)

キーワード:

ダイヤモンドライクカーボン薄膜、ラマン分光法、マイクロスクラッチ試験

本研究では、Diamond-like Carbon(DLC)膜のラマンスペクトルに5ピーク分離解析を適用することで得られる炭素構造記述子を用いて、DLC膜のマイクロスクラッチ挙動を評価した。その結果、sp2 C=Cクラスタ構造の発達が摩擦負荷時における応力緩和に寄与し、被膜の剥離抵抗を向上させる可能性が示唆された。この構造的解釈は、スクラッチ痕のラマンイメージング解析結果および動摩擦係数の変化と整合することが確認された。