講演情報

[10p-E215-11]CVDグラフェンドメイン分布の光電子運動量顕微鏡を用いた自動解析

田中 慎一郎1、菅 滋正1、染井 裕貴2、佐藤 祐輔2、松井 文彦2、今堀 樹3、青柳 良英3、〇大野 真也3 (1.阪大産研、2.分子研UVSOR、3.横国大院理工)

キーワード:

グラフェン、光電子運動量顕微鏡、自動解析

近年、電子分光で得られるデータ量が急増し、従来の解析では対応が困難となっている。本研究では、UVSORの光電子運動量顕微鏡で取得したCVDグラフェンの角度分布データに対し、PyTorchを用いた最適化手法を導入し、面方位分布を自動抽出する解析法を開発した。六角形の運動量空間パターンをモデル化し、Cosine Similarityを損失関数として勾配降下法により最適化した結果、高精度な方位分布マップとヒストグラムの構築に成功した。本成果は、多結晶グラフェン成長過程の核形成機構に示唆を与えるものである。