講演情報
[10p-S5-1][第60回講演奨励賞受賞記念講演] フォトニック結晶を備えた量子カスケードディテクタにおける波長、入射角度、偏光選択性によるノイズ耐性の評価
〇塚田 知樹1、橋本 玲1、角野 努1、廣野 方敏1、金子 桂1、鈴木 梨沙1、宮川 徹也1、Afshan Begum2、池田 直樹2、間野 高明2、渡邊 敬介2、黒田 隆2、迫田 和彰2、斎藤 真司3 (1.(株)東芝、2.NIMS、3.湘南工科大)
キーワード:
量子カスケードディテクター、フォトニック結晶、中赤外光
中赤外ガス分光では室温物体からの黒体輻射がノイズとなり、高感度検出を妨げる。本研究では、フォトニック結晶構造を備えた量子カスケードディテクター(PC-QCD)を開発し、外付け光学フィルターなしで波長・入射角度・偏光の選択性を実現した。評価の結果、半値幅7.3 nmの波長選択性、1.0×13.8度の角度選択性、消光比14の偏光選択性を確認し、従来のInAsSbディテクターと比較して多次元な選択性によるノイズ低減効果を初めて実証した。
