講演情報
[8p-E311-8]リン脂質二重層の動的物性と温度依存的過酸化水素透過性との相関:MDシミュレーション研究
〇(M2)飯島 優樹1、八木 一平1、立花 孝介2、小田 昭紀3、佐藤 岳彦4、内田 諭1 (1.都立大、2.大分大、3.千葉工大、4.東北大)
キーワード:
プラズマ医療、膜透過性、脂質相転移
プラズマ医療の機序解明を目的に、主要なリン脂質(POPC, POPE, PSM等)膜に対するH2O2の透過性に及ぼす温度依存的相転移の影響をMD解析した。POPEやPSMでは、相転移(ゲルから液晶相)に伴い透過係数が飛躍的に向上することを見出した。本結果は、膜の相状態(動的物性)が透過率決定の主要因子であり、外部温度制御による活性種投与量の動的制御の可能性を示唆する。
