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[XI-20-25]二成分性バクテリオシン"ガセリシンT"におけるAxxxA motifの部位特異的改変とその抗菌活性

*高 升1、北島 若葉2、安田 成美1、川井 泰1,2 (1. 日大院生資科、2. 日大生資科)
【目的】当研究室ではLactobacillus paragasseriが生産する二成分性バクテリオシンのガセリシンT(GT:GatA、GatX)に点在する各GxxxG motif(G:Gly、X:任意アミノ酸)を破壊し、抗菌活性が大きく低下することを明らかにしてきた。本研究では、GxxxG motifと同様の機能とされるAxxxA motif(A:Ala)に着目し、GTの抗菌活性に及ぼす影響について検討した。 【方法】GatA上に2箇所およびGatX上に2箇所連続して存在する各AxxxA motifの片側のA残基をL残基(L:Leu)に置換し、AxxxA motifの破壊を行った。次いで、野生型GT発現株および作製したAxxxA motif単独改変株の各GT培養上清を用いて、Lb. delbrueckii subsp. bulgaricus JCM 1002T pSYE2を指標菌とした寒天拡散法により抗菌活性値を測定し、その増減率を算出した。 【結果】1002T pSYE2株に対する野生型GT発現株の抗菌活性値(1,969 AU/mL)と比較して、各AxxxA motif単独破壊株に抗菌活性値の低下が認められ、AxxxA motifもGTの抗菌活性とその強度に関与することが明らかになった。また、GxxxG motifとAxxxA motifの配置が交差的にGTの高活性維持に起因する可能性が考えられた。