講演情報

[XI-20-28]ガセリシンAを生産するLactobacillus paragasseri LA39の各培地中における生存性

*石渡 深聖1、井上 雄大2、白田 淳2、川井 泰1,2 (1. 日大院生資科、2. 日大生資科)
【目的】当研究室では、スキムミルク(RSM)にてLb. paragasseri LA39を長期培養し、食品グレードの環状抗菌ペプチド(ガセリシンA)の生産とLA39株が最長で400日間生存することを見出した。また、培地pHが生存性に関わる可能性を明らかにしたが、培地成分および培地条件における長期生存要因の詳細は不明である。そこで本研究では、プロバイオティクス候補であるLb. paragasseri LA39の各培地培養における生存性について検討した。 【方法】MRS培地で培養したLb. paragasseri LA39をRSM培地、0.5%Bacto Proteose Peptone添加(pp)RSM培地、MRS培地、およびTween80無添加(-Tw)MRS培地にて37℃または4℃で培養し、経時的なpH測定とMRS培地への接種増殖試験による生存性を評価した。 【結果】37℃・pH4.0の条件下にてRSM培地では25日、MRS培地では13日、MRS-Tw培地では11日の生存が確認された。また、同pH3.5のppRSM培地では12日、RSM培地では5日、MRS-Tw培地では2日の生存となり、pp添加の有用性が示唆された。さらに、4℃・pH3.5のMRS-Tw培地では29日間生存し、低pHでも冷蔵下での長期生存は可能であることが明らかになった。