講演情報
[23001-06-02]段差防止構造上への橋桁落下を想定したRC梁の落下実験(シンポジウム講演概要)
佐藤 京1、小室 雅人2、寺澤 貴裕1、余野 智哉3、久慈 茂樹4、岸 徳光2、瓦井 智貴2、*川村 真生2 (1. 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所、2. 室蘭工業大学大学院、3. ビー・ビー・エム、4. 東京ファブリック工業)
キーワード:
RC 梁、緩衝ゴム、衝撃荷重、自由落下、段差防止構造
本研究では,段差防止構造上に橋桁が落下した場合を想定し,落下部材の耐衝撃性の検討を目的として,RC梁の一端をピン支持にし,他端を基礎上に自由落下させる衝撃荷重載荷実験を実施した。ここでは,緩衝ゴムの厚さを2種類に変化させるとともに,比較のため緩衝ゴムを設置せず梁が鋼基礎上に直接衝突する場合についても同様に検討を行った.その結果,1)緩衝ゴムの設置によって最大衝撃力および支点反力は1/3 ~ 1/8 まで低減可能であるものの,2)緩衝ゴム設置の有無によらず梁全体の変形挙動は大きく変化しないこと,などが明らかとなった.