講演情報

[23007-13-03]地盤反力係数の拘束圧依存性に関する模型実験(シンポジウム講演概要)

*江越 ゆり1、鹿倉 瑠斗1、西岡 英俊2、倉知 禎直3、忍田 祥汰3、岡久 武史3 (1. 中央大学大学院、2. 中央大学、3. オリエンタル白石株式会社)

キーワード:

鉛直単調載荷実験、拘束圧依存性、地盤反力係数

ニューマチックケーソン基礎の支持層確認では,一般的に平板載荷試験が行われる.しかしながら載荷板周辺には土被り圧が作用していないため,試験で得られる地盤反力係数を実際の基礎全体の地盤反力係数に変換して鉛直荷重が作用した場合の実際の基礎の挙動高精度に予測するためには,寸法効果の他に,土被り圧が地盤反力係数に及ぼす影響を補正する必要がある.寸法効果に関しては直接基礎でのデータがすでに何個かあるが,土被り圧はケーソン基礎特有のものであり,多様な条件に適用可能な補正方法までは未確立である.そこで多様な条件に適用可能な補正方法の提案に向けて模型実験を中心に土被り圧が地盤反力係数に及ぼす影響を調査することを計画している.本研究では,その初期段階の検討として,アルミ棒積層体を用いて根入れを変化させて鉛直単調載荷実験を行い土被り圧の影響を確認した.