講演情報
[24001-07-01]非連続変形法に基づく異なる速度エネルギー比落石軌跡の研究(シンポジウム講演概要)
*LU DINGCHENG1、西山 哲1、 木本 和志1 (1. 岡山大学)
キーワード:
落石、運動予測、三次元シミュレーション、不連続変形解析 ( DDA)、地形、エネルギー減衰
落石は山岳道路や建設現場で頻繁に発生し、その突発性と破壊力により安全に深刻な脅威を与えます。山岳交通や建設活動の進展に伴い、落石災害の予測・防止・対応が重要になっています。本研究では、不連続変形解析法(DDA)を用いて、異なる速度エネルギー比条件下で落石軌跡の進化を模擬し、地質災害予測と工学安全への実用的意義を分析します。具体的には、DDAの原理と応用、速度エネルギー比の影響、数値シミュレーション方法とパラメータ設定を詳述し、異なる条件下での落石の運動パターンと特性を明らかにします。本研究の成果は、山岳道路・鉄道・建設現場の地質災害対策に科学的根拠を提供し、関連技術の発展や学術研究に新たな洞察をもたらします。さらに、地質災害対策や工学設計の最適化、人員安全確保に貢献する新たな手法の提案を目指します。