講演情報
[11003]礫床開水路乱流における粗度表面圧力変動と底面せん断応力の関係 (シンポジウム講演概要)
*吉村 英人1、椿 涼太2、赤堀 良介3 (1. 岐阜大学、2. 神戸大学、3. 愛知工業大学)
キーワード:
礫床開水路乱流、局所圧力変動、底面せん断応力、圧力センサ、Large-Eddy Simulation
本研究では,実河川を模擬した礫床開水路乱流場を対象とした可視化水理実験および LES (Large-Eddy Simulation) 解析を行い,粗度要素に作用する局所的な圧力変動と底面せん断応力の関係を調べた.実験では3つの圧力センサを埋め込んだ模擬粗度(Sphera)を水路床に設置し,圧力の時間変動を計測した.LES解析は実験の流速分布およびレイノルズ応力を良好に再現することが確認された.圧力変動強度と底面せん断応力の比は模擬粗度上の圧力センサの位置に依存し,1.3~6.9の範囲で変化した.模擬粗度上面のセンサでは既往研究に近い値(≈ 3)を示した一方,上流側および下流側のセンサでは顕著な差異が生じた.これらの結果は,異なる空間スケールをもつ乱流構造と粗度形状との相互作用が,圧力変動とせん断応力の関係に影響を及ぼす可能性を示唆している.
