講演情報
[11009]圧力波に励起された周方向ひずみによるパイプラインの非破壊・非接触漏水検出(シンポジウム講演概要)
*髙橋 悠斗1、萩原 大生2、鈴木 哲也3 (1. 新潟大学大学院自然科学研究科、2. 山口大学大学院創成科学研究科農学系学域、3. 新潟大学自然科学系(農学部))
キーワード:
デジタル画像相関法、水撃圧、減衰率
本研究では,モデルパイプラインにおいて水撃圧に伴う周方向ひずみ変動をデジタル画像相関法により非接触計測し,漏水による減衰特性を評価することを目的とした。全長65 mのモデルパイプラインにおいてバルブを急閉塞することにより管内に水撃圧を発生させ,水圧とそれに伴う周方向ひずみを計測した。漏水なしおよびバルブから1.5~60 mの地点で漏水を発生させたケースを比較し,水撃圧の一次成分の減衰率を推定することで,漏水による管内のエネルギ損失を評価した。結果として,デジタル画像相関法により水撃圧に伴う周方向ひずみ変動を計測することができ,漏水による水圧と周方向ひずみ減衰率の増加が確認された。加えて,漏水位置が水撃圧発生地点から遠いほど減衰率の増加は小さいという結果となった。以上より,デジタル画像相関法により漏水による管内のエネルギ損失を非接触で検出できる可能性が示唆された。
