講演情報
[11011]水没した橋梁周辺の流れ構造に関する基礎的研究(シンポジウム講演概要)
*山口 拓磨1、張 浩1、松村 政秀1、Yan Wang1 (1. 熊本大学)
キーワード:
水没橋梁、欄干、水位、流れ構造、レイノルズ応力、抗力係数、流速
計画規模を上回る洪水の発生に伴い,毎年のように橋梁上部構造や河道内の橋脚の流出被害が発生する状況にある.著者らは,水没した橋梁周辺の流動構造を解明するため,橋梁模型を用いた水理基礎実験を実施し,欄干の有無および越流水深の変化が周囲の流れに及ぼす影響を定量的に検討した.水位,時間平均流速,レイノルズ応力,抗力係数の4項目に着目して解析を行い,上流側の浸水リスクを増大,欄干の設置による主流方向および上昇流の流速成分への影響,欄干の存在や越流水深の増加が、特に橋梁近傍における鉛直方向の運動量交換を活発化させること,不透過欄干の設置が係数を4.0付近まで著しく増大させる要因となり、その抵抗増大効果は越流水深が深くなるほど顕著になることなど,越流水深や欄干等の付帯構造物が及ぼす影響を明らかにした.
