講演情報

[11013]渦の生成に関する速度勾配テンソル場の解析(シンポジウム講演概要)

*中山 雄行1 (1. 愛知工業大学)

キーワード:

渦、速度勾配テンソル、swirlity

渦の速度勾配テンソルに関する構造において、ローカルトポロジーの理論を応用し、旋回平面と非軸対称の楕円軌道の長短軸に関連付けた座標系にて渦コア領域内外の速度勾配テンソルの場を同定し、その幾何学的特性を分析する解析法を示す。この解析は、渦が発生する領域の速度勾配テンソル場の特性、並びに発生した渦が形成する場の特性を特定することを可能とする。渦が発生する条件・環境の分析、並びに渦発生領域の予測・評価、並びに渦の物理特性において有効であると考えられる。この解析例として示した一様等方性乱流における渦では、渦周囲の半径方向速度・歪みに関するテンソル成分が渦中心では一様になり、旋回に関わる二つのせん断・回転成分については共に渦コア領域にて極大領域が形成され、周辺の2倍の強さになる例を示した。