講演情報

[11018]圧力勾配による流砂運動への影響を考慮した一様湾曲水路における河床変動解析(シンポジウム講演概要)

*笠島 光司1、村﨏 健太1、音田 慎一郎1 (1. 京都大学大学院工学研究科)

キーワード:

河床変動、圧力勾配、湾曲水路

温度上昇による洪水規模の変化が予想されている中,外力の変化は流砂のバランスや河床変動に変化をもたらすことから,こうした応答の変化を予め推定することは治水上重要であり,高精度な河床変動解析モデルが必要とされている.本稿では,圧力勾配力の影響を陽に考慮して掃流砂の移動方向および限界掃流力を算出する河床変動モデルを導入し,90度の湾曲部をもつ移動床水路を対象とした水理模型実験の再現計算に適用することでモデルの妥当性を検証した.その結果,外岸側の平衡洗掘深,また外岸側洗掘部を起点とした下流の砂堆形成や内岸側の洗掘の発生について定性的に再現できた.一方で,外岸側の洗掘形状やそこから発生する砂堆の波高については実験結果と相違がみられた.