講演情報

[12005]シェル要素に対する分離型時間積分の適用(シンポジウム講演概要)

*鎌田 英介1、山田 貴博1 (1. 横浜国立大学)

キーワード:

有限要素法、時間積分、シェル

筆者らは,微圧縮弾性体や板の動的問題において陽解法の時間刻み制約を緩和する手法として拘束条件付き問題に対する時間積分を拡張した分離型時間積分を提案している.本研究では,シェルの動的問題において,面外せん断応力を独立変数として導入した混合型有限要素定式化に基づき,変形モードごとに異なる時間積分法を適用する分離型時間積分を提案した.具体的には,面内変形および曲げ変形について陽解法,面外せん断変形について陰解法として扱う.円筒シェルの自由振動問題を対象とした数値計算により,提案手法は薄肉シェルにおいて陽解法の時間刻み制約を緩和できることを示した.また,面内変形および曲げ変形が卓越する振動モードでは,陽解法と同等の位相誤差精度を有することを確認した.