講演情報

[12006]積層造形シミュレーションに向けたMPMにおける自己接触アルゴリズムの開発(シンポジウム講演概要)

*長瀬 颯平1、菅井 理一1、飛彈野 壮真1、寺田 賢二郎1 (1. 東北大学)

キーワード:

3Dプリンティング、積層造形、MPM、接触アルゴリズム

近年,コンクリート構造物の3Dプリンターによる製造の需要が増加している.一方で,製造過程を一貫して再現できる数値解析手法は未だ確立されていない.数値解析手法の一つであるMaterial Point Method (MPM)は,流動から固体の変形までを統一的に扱うことができるため,3Dプリンターの製造過程全体の一貫した数値解析が期待される.本研究では,MPMを用いた数値解析の基礎検討として,自己との接触を伴う積層造形に適した接触アルゴリズムを開発する.MPMにおける既存の接触アルゴリズムでは,接触個体ごとに自由度を用意するため,単一物体の接触を表現することが難しい.提案手法では,基底関数を物体の接触面付近で適切に再構築することにより, 追加自由度と入力における物体識別を必要とせずに接触を考慮することが可能となる.自己接触の例題を通して提案手法の妥当性を検証する.