講演情報

[13005]3次元MPM-VOFの浸透破壊解析への適用性(シンポジウム講演概要)

*生頼 直樹1,2、橋本 涼太2 (1. 中電技術コンサルタント株式会社、2. 京都大学)

キーワード:

Material Point Method、Volume of Fluid法、浸透破壊

2011年東日本大震災では,地震および津波に対する防波堤の変形挙動の差異により,沿岸域の津波被害に差異が生じることが示された.津波防災対策の検討においては地震~津波に至る変形挙動を一連で評価することが望ましいが,実用的な解析手法は確立されていない.解決策の候補として,粒子と格子を併用した連続体の数値解析手法の一種であるMaterial Point Methodと界面追跡型数値流体解析法のひとつであるVolume of Fluid法とを弱連成させたMPM-VOF法がある.ただし,防波堤の耐津波性能の評価においては3次元流体場の評価が不可欠である一方,既往の解析次元は2次元に限定されており,手法として十分とはいえない.そこで本研究では,既往の2次元MPM-VOFを3次元へと拡張した.なお本稿では,津波越流の前段階である,港内外水位差に伴う浸透破壊解析への3次元MPM-VOFの適用性について評価した.