講演情報

[13008]FEM による実規模落石防護土堤の耐衝撃挙動に関する数値解析的検討(シンポジウム講演概要)

瓦井 智貴1、小室 雅人1、岸 徳光1、前田 健一3、内藤 直人5、中村 拓郎4、牛渡 裕二2、*柴田 蓮1 (1. 室蘭工業大学、2. 構研エンジニアリング、3. 名古屋工業大学、4. 土木研究所寒地土木研究所、5. 豊橋技術科学大学)

キーワード:

落石防護土堤、有限要素法、衝撃応答解析

本研究では,実規模落石防護土堤の合理的な性能設計法の確立を最終目的として,実規模落石防護土堤を対象に,有限要素法を用いた三次元弾塑性衝撃応答解析を実施した.ここでは,実規模落体衝突実験結果を基に,その耐衝撃挙動を適切に再現可能な数値解析モデルの構築を試みた.その後,落体の駆け上がり挙動の基礎データの収集を目的に,法勾配や入力エネルギー,回転エネルギー比などを変化させたパラメトリック解析を実施した.その結果,1)本数値解析モデルを用いることによって,実規模落石防護土堤の耐衝撃挙動をほぼ適切に再現可能であること,2)パラメトリック解析より,落体の回転エネルギー比が 10% 以上の場合には土堤を通過する可能性があること,3)一方で,法勾配を 5分にすることで回転エネルギーが大きい落体においても捕捉が可能となること,などが明らかとなった.