講演情報

[14003]Fictitious domain FEMおよび随伴変数法を用いた三次元熱源温度同定解析

*木村 和慎1、上林 恵太2、倉橋 貴彦2 (1. 長岡技術科学大学大学院、2. 長岡技術科学大学)

キーワード:

仮想領域有限要素法、随伴変数法、温度同定、熱伝導解析、逆問題

多くの機械システムでは発熱が生じており,熱源温度の同定は効果的な対策を講じるために不可欠である.しかし実際には,熱源が装置内部に存在する場合や運動を伴う場合が多く,温度センサを用いて直接測定することは困難である.著者らの先行研究では,熱源を取り囲む観測可能領域で得られた温度データから熱源温度を同定する数値計算手法を提案した.提案手法はFictitious domain FEMと随伴変数法を組み合わせたものであり,熱源が静止している場合と運動している場合のいずれにおいても,同一の枠組みで熱源温度の同定解析を行うことが可能である.しかし,既往研究は二次元領域の解析に限定されており,産業応用を見据えると三次元温度場への拡張が不可欠である.本研究では,提案手法を三次元温度場へ拡張し,単純な計算モデルを用いた数値実験を実施する.その結果,三次元温度場でも熱源温度の同定が可能であることが示された.