講演情報
[14015]表面帯電がLinear Plasma Synthetic Jet Actuatorの電気流体作用に与える影響
*石井 悠貴1、小室 淳史2、大友 衆示1、西田 浩之1 (1. 東京農工大学、2. 産業技術総合研究所)
キーワード:
プラズマアクチュエータ、ポッケルス効果、電気流体力学
モビリティの空気抵抗低減に向け,能動的流体制御デバイスであるLinear Plasma Synthetic Jet Actuator(LPSJA)が大きな注目を集めている.しかし,LPSJAの誘起流は印加電圧条件や電極間距離λに依存して複雑な変化を示すことが報告されている一方で,その変化メカニズムは明らかにされていない.本研究では,そのメカニズムを解明するため,LPSJAの表面電荷の変化に着目した.具体的には,流速場の位相平均場計測と表面電位分布の高時間分解計測を実施した.その結果,表面電荷の増加が電界を強化し,流れの加速を促進することが明らかになった.一方で,誘起流の衝突によって生じる逆圧力勾配が流れを減速させる要因となることも示された.これらの知見は,LPSJAの流れ場が,電界の強化と流体力学的損失のバランスによって決定されることを示唆している.
