講演情報
[16012]建築物の構造設計における内部粘性減衰の設定に関するアンケート調査
その2 制振構造に関する結果
*伊藤 真二1、犬伏 徹志2、佐武 直紀、近藤 貴士1、中村 尚弘3、宮津 裕次4、池田 周英5 (1. 大和ハウス工業、2. 近畿大学、3. 関西学院大学、4. 東京理科大学、5. 竹中工務店)
キーワード:
アンケート調査、制振構造、解析モデル、減衰モデル、1次減衰定数
動的解析では減衰の設定により建築物の応答性状は大きく変化するため,慎重な設定が求められる.そこで,設計で用いた減衰モデルや減衰定数などについてアンケート調査を行った.本稿では制振構造に関する調査結果について述べた.RC系の水平方向では瞬間剛性比例型が多く,減衰定数は全て3%であった.鉛直方向では初期剛性比例型が多く,減衰定数は水平方向と同じ値を採用する事例が多かった.S系の水平方向では初期剛性比例型が多く,減衰定数はほとんどが2%であった.鉛直方向では初期剛性比例型が多く,減衰定数は水平方向と同じ値か,それより低い値を採用する傾向が見られた.減衰の設定に関する疑問や課題については,「地盤との動的相互作用による減衰効果の解明」,「明快な理論的説明」,「適切な減衰モデルの開発」などがあった.
