講演情報
[16017]観測加速度から変位波形を求める解析について
*犬飼 瑞郎1 (1. 国立研究開発法人 建築研究所)
キーワード:
観測加速度、時間積分、速度波形、変位波形
近年,多くの地震計が設置され,震央付近の地表面で観測加速度が記録されている.観測加速度は,地震工学や地震学の分野で関心が高く,加速度を積分することにより,地震計自体の速度波形,変位波形が少なからず求められている.しかし,実際に,積分すると,速度,変位が発散することが多いため,基線補正や,長周期成分をカットするフィルタリング等が用いられてきた.ところで,大地震の場合,地盤の隆起等により残留変位が生じていることが知られており,これを地震計の観測加速度から,解析で求められないか検討した.観測加速度を積分するには,観測時間間隔∆tを用いることが多いが,他にも積分方法は有り,本検討では,時刻歴応答解析を積分用に修正して,mckを用いた時間積分を用いた.
