講演情報
[21008]固有振動特性とスペクトル要素法を用いた橋梁ケーブルの損傷同定(シンポジウム講演概要)
*鍔本 優希1、古川 愛子1 (1. 京都大学)
キーワード:
スペクトル要素法、固有振動数、モード形状
ケーブルの維持管理において、ケーブルを損傷状態を把握することは極めて重要である。しかしながら、ケーブルの継続使用可否を判断するための知見が乏しく、健全度評価手法の確立が望まれている。本論文では、ケーブルの健全度評価においてこれまで利用されてこなかった高次モードまでの振動特性と、それらを少ない要素数で高精度に解析可能なスペクトル要素法(SEM)を用いたケーブル損傷同定手法を提案し、数値シミュレーションによりその有用性を検証することを目的とする。ケーブルの損傷により張力と曲げ剛性が変化するとモデル化し、張力及び箇所ごとの曲げ剛性を推定することにより、損傷状態を同定する。数値解析による検証の結果、ケーブル損傷が固有振動特性に及ぼす影響およびSEMの有用性を確認するとともに、提案手法によりケーブルの損傷を同定可能であることを示した。
