講演情報

[21009]Drive-by Monitoringのための不可観測カルマンフィルタの安定化と端部損傷検知(シンポジウム講演概要)

*秦 涼太1、勝山 俊平2、山本 亨輔2 (1. 東京理科大学、2. 筑波大学)

キーワード:

構造ヘルスモニタリング、構造同定、Drive-by Monitoring、車両-橋梁相互作用、状態空間モデル、カルマンフィルタ、可観測性、橋梁損傷検知

Drive-by Monitoringは,車両搭載センサを用いた橋梁の状態評価を可能にする手法である.従来手法では,加速度を数値積分して変位を算出し,数値ドリフトを抑制するためにハイパスフィルタを適用するが,これにより重要な低周波成分が減衰する可能性がある.本研究では,ハイパスフィルタを用いずに入力プロファイルを再構成する不可観測状態空間モデルに基づくVBISI法を提案する.ノイズを含まない条件下での数値シミュレーションにより,提案モデルが可観測モデルと比較してより高いパラメータ推定精度を達成することを示し,特に橋梁端部損傷の検知において有効であることを確認した.