講演情報

[21012]光音響法で励起された超音波の指向性とビーム合成性能に関する研究(シンポジウム講演概要)

*木本 和志1、一水 信之介1、斎藤 隆泰2 (1. 岡山大学、2. 群馬大学)

キーワード:

光音響法、超音波、指向性

光音響法は非接触法かつ曲面上からも超音波の励起が可能であるという点が,超音波探傷上の利点になると期待される.ただし,内部きずの探傷に用いるには,対象物内部へ超音波がどのように伝播するかをよく把握する必要がある.光音響法による超音波の指向性は,平面からの入射についてはよく知られている.一方,曲面からの入射を扱った研究は少なく,系統的な検討はほとんど行われていない.そこで本研究では,光音響法による透過波測定を行い,曲面上で励起された超音波の指向性と,多点入射時のビーム合成性能について調べた.その結果,曲面の向きに応じたビーム軸の偏向が生じるものの,指向性は弱く,遅延重ね合わせによるビーム制御が可能であることを明らかとした.