講演情報

[21013]微小散乱源の解析に関わる量子論と古典論からのアプローチの比較(シンポジウム講演概要)

*東平 光生1 (1. 東京理科大学)

キーワード:

微小散乱源、量子論、古典論、作用素の強収束

微小散乱源の相互作用効果を量子論と古典論で用いられる数学理論に着目して検討している.まず,微小散乱源の問題では量子論では繰り込み理論が展開されていることを述べる.次に,古典論では,微小散乱源の扱いには,研究者によって差異があることを述べ,同時に本稿では,古典力学的アプローチと言えども,繰り込み理論の適用が必要であることを示している.有限な空間スケールの散乱源を無限小に移行する極限を追跡することで,繰り込み理論を適用した方程式に対してはFoldyの相互作用方程式が成立していること,極限では相互作用が消失する作用素へ強収束することを数学的に論じた.