講演情報

[21014]ねじりモーメントを受けるCFRP接着鋼管のせん断遅れ理論(シンポジウム講演概要)

*水谷 壮志1、伊佐治 響己1、石川 敏之1 (1. 関西大学)

キーワード:

せん断遅れ理論、炭素繊維強化樹脂、鋼管、ねじりモーメント

鋼製の標識柱や照明柱など劣化損傷への対策の一つとして,炭素繊維強化樹脂(CFRP)を接着する方法がある.CFRPは耐腐食性を有し,損傷部に接着剤で貼付するため,施工が容易である.筆者らはこれまでに軸力や曲げモーメントが作用するCFRP接着鋼管に対する力の伝達をせん断遅れ理論により評価してきた.しかし,標識柱や照明柱の基部や接合部は曲げモーメントに加えて,ねじりモーメントも作用する.そこで,本研究ではねじりモーメントを受けるCFRP接着鋼管を対象に,せん断遅れ理論を適用した.せん断遅れ理論に基づき,鋼管とCFRPのねじりモーメントおよび接着剤のせん断応力の理論式は導出した.理論式は有限要素解析とよく一致した.また,CFRP端部で力の伝達ために必要な長さ(定着長)の算出式も示した.