講演情報

[23001]SfM による3次元再構成と熱収支解析を統合したRC道路擁壁の表面温度推定(シンポジウム講演概要)

*柴野 一真1、鈴木 哲也2 (1. 新潟大学大学院、2. 新潟大学)

キーワード:

パッシブ赤外線サーモグラフィ、Structure from Motion(SfM)、熱収支

赤外線サーモグラフィはコンクリート構造物の表層損傷検出に有効な手法であるが,表面温度分布は気象条件,熱特性,影の影響を受ける.本研究では,Structure from Motion(SfM)による3次元メッシュモデルを用いた影シミュレーションと熱収支解析を統合し,パッシブ赤外線サーモグラフィと組み合わせた手法を検討した.RC道路擁壁に適用した結果,笠コンクリートによる影の移動が表面温度変化を支配することが明らかとなり,16時に最大温度差5.86度が検出された.熱収支シミュレーションは平均絶対誤差3.2~4.9度で表面温度を予測し,詳細な幾何形状と影効果を考慮した厳密な解析が熱画像評価に有効であることを確認した.