講演情報
[23006]自動多断面形状分析に基づく突合せ溶接継手の軸及び曲げ疲労性能統一評価手法(シンポジウム講演概要)
*柴山 颯良1、野田 雄也1、濱田 柔久2、松尾 祐希2、田中 宏徳2、堤 成一郎1 (1. 大阪大学大学院、2. 株式会社小松製作所)
キーワード:
疲労、突合せ溶接継手、継手形状、曲げ補正係数
溶接構造物の疲労性能は,溶接部の応力集中係数Ktと強い相関を示すため,Ktの簡易推定式が複数提案されているが,入力条件となる形状パラメータの取得は計測者に強く依存する.そこで,著者らは,余盛形状全体を3種類の関数で一意に同定することで,各形状パラメータを矛盾なく取得可能な手法を提案するとともに,突合せ溶接継手の軸および曲げ疲労条件下で個別の疲労性能評価手法を構築した.一方,実構造物では軸および曲げ荷重が重畳する複合荷重下での評価手法が求められる.本研究では,突合せ溶接継手の軸および曲げ疲労性能の統一評価手法を提案することを目的とし,自動多断面形状分析により得られるKtおよび角変形・目違いの影響係数Kmに基づく新たな曲げ補正係数を定義するとともに,実験照査によってその適用性を検討した.その結果,提案手法により軸および曲げ疲労性能のばらつきが大幅に低減し,統一評価に適用可能であることを示した.
