講演情報
[24002]外部駆動力を導入したフェーズフィールド法による一軸圧縮試験の再現解析(シンポジウム講演概要)
*藤田 達大1、新保 泰輝2、福元 豊3 (1. 五大開発株式会社、2. 石川工業高等専門学校、3. 岡山大学)
キーワード:
フェーズフィールド法、亀裂進展解析、有限要素法、一軸圧縮試験
地震時の盛土における亀裂発生・進展挙動の数値予測は防災上重要である.本研究では,材料強度を考慮可能な外部駆動力を導入したフェーズフィールド法を用いて,初期亀裂を有する供試体の一軸圧縮試験の再現解析を実施した.フェーズフィールド変数の発展方程式を動的に解くことで亀裂進展速度を制御し,準静的解析における瞬時進展の問題に対処した.直径5cm,高さ10cm,斜め45°の長さ2cm貫通亀裂を有する円柱供試体を対象とし,3つのパラメータ(外部駆動力の調整係数,モビリティパラメータ,引張強度)をキャリブレーションした.その結果,塑性変形部分と残留荷重部分を除き,荷重-変位曲線が実験結果と概ね一致した.亀裂進展挙動については,初期亀裂先端からの引張破壊とその後のせん断破壊による斜め進展が概ね再現された.本手法は地盤材料の亀裂進展解析への適用可能性を示す結果が得られた.
