講演情報

[24009]底面粗度を有する斜面粒状体流れの個別要素法解析および極性流体理論によるモデル化(シンポジウム講演概要)

*横田 直孝1、岩井 裕正1、内藤 直人2 (1. 京都大学、2. 豊橋技術科学大学)

キーワード:

粒状体流れ、個別要素法、極性流体理論

連続体理論である極性流体理論(Micropolar Fluid Theory)を用いた粒状体の流動モデルは,巨視的な流れと粒子の微視的な運動を結びつけて記述できる.本研究では,加納らの極性流体理論に基づく粒状体流動モデルの工学的利用に向けて,DEMを用いて底面粗度を有する斜面流れの解析を行った.得られた結果から粒状体流れを特徴づけるパラメータを決定し,極性流体理論モデルに適用した.また,底面境界条件としてディリクレ境界条件およびNavierすべり境界条件を導入した.その結果,DEM解析より,底面境界の影響は底面から粒子約5個分の厚さの領域に現れることが確認された.また,極性流体理論モデルでは,粗面にディリクレ境界条件,滑面にNavier すべり境界条件を適用することで,いずれの場合も定常状態を良好に再現できた.