講演情報

[24010]細粒分に富む熱海土石流発生源土砂のレオロジー特性評価(シンポジウム講演概要)

*ファズルルハビブ チョウドリー1、高志 松島1、猛司 小高2 (1. 構造エネルギー工学域, 筑波大学、2. 社会基盤デザイン工学科, 名城大学)

キーワード:

土石流、レオロジー特性、固相体積分率、降伏応力

土石流発生源土砂のレオロジー挙動は固相濃度および細粒分含有率に強く依存するが,現地条件に対応した実験データは限られている。本研究では,発生源土砂の425 μm未満画分を用いて作製した砂–シルト–粘土混合試料について回転粘度計試験を実施した。細粒分含有率50–80%,含水比50–60%(固相体積分率Cv=0.386–0.430)の条件で試験した結果,すべての試料で非ニュートン的せん断薄化挙動が確認された。降伏応力は6.8–133.3 Paの範囲で,Cvの増加に伴い顕著に増加した。これらの結果は,レオロジー挙動が固相体積分率と細粒分割合に強く支配されることを示す。