講演情報

[24011]組合せ荷重を受ける円形基礎の支持特性について(シンポジウム講演概要)

*外山 翔吾1、高 子蒙1、小林 俊一1 (1. 金沢大学)

キーワード:

円形基礎、支持力、組合せ荷重、支持力曲面、剛塑性有限要素法

本研究では,浅い円形基礎の支持力特性を明らかにするため,3次元剛塑性有限要素法による系統的な解析を実施し,荷重の組合せが支持力特性に及ぼす影響を調査した.円形基礎では幾何学的対称性により基礎に作用する荷重は5自由度に分解できるため,これらの組合せに対する支持力特性を簡潔に表現することが重要である.そこで,組合せ荷重を受ける2次元帯基礎の支持力曲面の概念を拡張し,5自由度荷重の組合せが支持力曲面形状に及ぼす影響を検討した.その結果,ねじり荷重が作用しない場合には支持力曲面は回転楕円体形状を示すが,楕円断面の長軸・短軸方向はモーメント荷重と水平荷重の組合せに依存して変化することが確認された.また,ねじり荷重が作用する場合には,支持力曲面は単純な回転楕円体では表現できず,鉛直荷重レベルに応じてねじれる形状を示すことが明らかとなった.