講演情報

[24015]上下負荷面摩擦モデルを搭載する動的微小変形弾性有限要素解析の開発(シンポジウム講演概要)

*安池 亮1、豊田 智大1、野田 利弘1 (1. 名古屋大学)

キーワード:

摩擦、弾塑性、動的解析

地盤変形解析をはじめとした固体変形解析における境界条件は,変位既知のDirichlet境界と荷重既知のNeumann境界条件のいずれかで与えられることが大半であるが,現実の接触面は固着~すべり間で連続的に遷移する強非線形性を有している.そこで著者らはこれまでその滑らかな遷移過程を記述可能な新たな摩擦構成則(上下負荷摩擦モデル)を開発してきた.本稿では,動的微小変形弾性解析の境界条件として同モデルを適用することで摩擦を考慮可能な変形解析を開発し,同手法を断層(デコルマ)面上の水平堆積層の圧縮場に適用した.その結果,すべての固着状態にあった接触面が変形に伴い非一様かつ過渡的にすべり状態に遷移していく過程が端緒的に得られた.