講演情報

[25001]シミュレーションによる血流中の酸素濃度分布の解析

*山本 哲也1,2、野口 博司2、Fedosov Dmitry3 (1. 慶應義塾大学、2. 東京大学物性研究所、3. Forschungszentrum Jülich)

キーワード:

赤血球、SDPD、移流拡散

血液による酸素輸送は、20世紀初頭に提案されたKroghモデルに始まり、様々な理論モデルを用いて広く研究されてきた。しかし、従来のモデルでは赤血球のダイナミクスが十分に取り入れられていない。そこで、本研究では、赤血球の粗視化粒子モデルを用い、毛細血管から周囲組織へ酸素が拡散する現象を調べた。その結果、流れ方向に沿って酸素濃度が減少することが確認された。さらに、計算負荷の大きい粒子モデルと、移流拡散方程式を解く計算コストの低いモデルを比較したところ、両者の酸素濃度分布が定量的に一致することを確認した。