講演情報
[25005]粘弾性流体乱流における反変型・共変型高分子の集合体形成
*堀内 潔1、Carlos Silva1 (1. リスボン大学)
キーワード:
反変型・共変型高分子添加溶液、集合体形成、Weissenberg 効果、微絨毛、抵抗低減
高分子を添加した一様等方乱流の多重スケール解析を行った.高分子には、汎用されている上方移流微分に従う反変型のダンベル・モデルに加えて下方移流微分の共変型モデルを導入して分散し、共変型が反変型に比べてより大きな弾性エネルギーと抵抗低減を生成する事、共変型は流体静止時に平衡長まで収縮しないType Bであるのに対して、反変型は収縮するType Aとなる事を示した.ダンベルが形成する集合体の構造解析を行い、反変型のダンベルが渦層中心部に沿って集積するのに対して、共変型のダンベルは渦層に垂直な方向に配向し、渦層中心部から離脱した領域に集積する事を明らかにし、ダンベルのreference vectorの理論との整合性を示した.更に、共変型ダンベルが渦層に圧力を及ぼす事を示し、新規のWeissenberg効果の存在を明らかにした.生体高分子との関連として、微絨毛の共変性を考察した.
