講演情報
[25009]ジェット挙動に基づく粉体流動性評価および初期形状依存性
*小玉 凜空1、神保 孔明1、武藤 真和2、栗田 玲3、小林 和也1 (1. 日本工業大学、2. 名古屋工業大学、3. 東京都立大学)
キーワード:
粉体ジェット、湿度変化、付着性
衝撃によって生成される粉体ジェットの動的挙動は,特に高湿度条件下において,粒子間の付着性と流動性に強く影響される.本研究では,相対湿度70~90%の条件下における,粒子間の付着・凝集性が撃力誘起粉体ジェットの動的挙動に及ぼす影響を調査した.特に,湿度条件および粉体層表面の凹面半径を独立して制御し,ジェット速度,最高飛翔距離,ジェット直径の変化を分析した.結果,凹面半径にかかわらず,相対湿度の上昇に伴いジェット速度と最高飛翔距離が著しく低下することを示した.この挙動は,吸湿による粉体間付着力と凝集性の増加が粉体の流動性低下を引き起こすためと考えられる.さらに,凹面半径の増加はジェット直径が増大する一方,ジェット速度と最高飛翔距離が低下することが判明した.これらの結果は,初期凹面形状がジェット形成時の粉体表面の流動に伴うエネルギー散逸量に関連していることを示唆している.
