講演情報

[25013]ステントリトリーバーの引き抜き過程における模擬血管内応力場の定量評価を目的とした高速度光弾性計測システムの開発

*六厩 賢星1、武藤 真和1、小林 和也2、玉野 真司1 (1. 名古屋工業大学 大学院、2. 日本工業大学 大学院)

キーワード:

高速度光弾性法、可視化技術、動的応力場、三次元再構成、模擬血管、ステントリトリーバー

脳梗塞治療におけるステント操作では,挿入・引き抜きが繰り返されることにより,血管壁に機械的接触や摩擦が作用する.その結果,出血や脳卒中などの合併症のリスクが増大する.加えて,ステントの最適な形状や引き抜き方法が未だ十分に解明されていない.そこで本研究では,ステントリトリーバーの引き抜き時に模擬血管壁へ作用する動的な応力場を可視化および定量評価することを目的として,高速度光弾性計測システムを開発した.高速度光弾性計測から得られたデータに基づき三次元再構成を行い,応力分布に比例関係のある複屈折分布を可視化した.また,複屈折分布とロードセルから得られる引き抜き力を同期計測することで,両者を比較検証した.