講演情報
[26002]鉛直線上に列をなすクリーン球形気泡の分散挙動
*鈴木 里依1、真田 俊之1 (1. 静岡大学)
キーワード:
気泡力学、気泡列、揚力
液体中を上昇する気泡列の分散は身近に観察される現象である.これまで後流を介した気泡間相互作用により気泡列が不安定化し,分散に至ると考えられてきた.しかし,後流領域が限定される球形気泡の列において,大規模な分散構造の形成を後流による揚力のみで説明することは難しい.本研究では,気泡列の分散機構の解明を目的として実験とモデルによる予測の両面から調査した.実験では,独自の気泡発生法により気泡径を固定したクリーン球形気泡列を生成,周波数依存性を調査した.気泡同士が遠く離れ,十分な相互作用が発生しない条件においても気泡列は大規模な分散構造を形成した.モデルによる検証により,気泡間相互作用が分散の起点として作用する一方で,大規模な分散構造の形成,周波数依存性の発現には.気泡列自身が形成する液体流動の効果が支配的であることを示した.
