講演情報

[P5-03]COVID-19における播種性血管内凝固症候群(DIC)の発症頻度と意義

*丸藤 哲1、佐藤 洋祐1、増井 伸高1 (1. 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター)
[目的]:Corona Virus Disease in 2019 (COVID-19)におけるDICの発症頻度と意義を本邦の大規模COVID-19データベースを使用して検討する。[対象と方法]:厚生労働省Repository of Data and Biospecimen of Infectious Disease (REBIND) projectが運営するCOVID-19 Registry Japan (COVIREGI-JP)に登録された、23,054名のCOVID-19症例を対象とし、急性期DIC診断基準を使用してDICを診断した。解析1:入院時のDIC発症頻度、DICが4病日の多臓器機能障害(MODS)と病院死亡へ与える影響、解析2:入院〜15病日のDIC発症頻度、DICが病院死亡へ与える影響を検討した。[結果]入院時DIC発症頻度1.1%は15病日までに10.9%に上昇し、各々4病日のMODS発症と病院死亡、そして病院死亡と関連していた。特に発症が遅いDIC症例の生存確率は低かった。[結語]:発症頻度は低いが、DICはCOVID-19の予後不良因子の一つである。