講演情報
[P12-01]『独自トリアージタグ・記載マニュアルの作成と効果について』
*齋藤 佑紀1 (1. 砺波地域消防組合消防本部)
【目的】当消防本部では、他消防本部と指令センターを共同運用しており相互応援協定により、多数傷病者事案で他消防本部と連携活動し、医療圏を越えて分散搬送をする場合がある。そのため、トリアージタグ(以下タグ)が重要な情報源となる。しかし、連携時はタグの使用基準が異なるため、タグが使用されないことや記載内容に差異が生じやすい。その差異を改善して適切に情報共有を行うために、タグの記載方法について検証する。【方法】訓練を2回実施して検証。1回目は、記載方法、内容をフェーズごとに問題点を抽出して分析。次にMCLSテキスト記載の『タグの問題点とそれらを回避し、使いこなすための対処方法の提案』に着目し、分析結果をもとに改善策を検討し、マニュアルを作成。2回目は、マニュアルに準じて使用したタグを再分析し、対処方法の有効性を検証。【結果と考察】地域・機関により多様な様式のタグが存在する中で、その特性に合わせた記載方法が考えられたマニュアル作成による標準化は、使用者がタグの特性を理解し適切な記載方法をイメージしやすくなり、有効であると考える。
