講演情報
[P12-04]災害時の迅速な職員安否確認方法の検討
*彌重 佳奈1、山田 真納美1、児玉 隆誠1、甲斐沼 靖大1、角 典以子1 (1. 京都第二赤十字病院)
【背景・目的】災害時の職員安否確認は、部署の危機管理として非常に重要である。当院救急外来では現行の安否確認方法として電話連絡網を作成しているが、迅速性・確実性において課題があるのではないかと考え、種々の連絡方法について調査・比較、試験運用を行い、より適切な職員安否確認方法を検討した。【方法】各種連絡方法の内容調査、院内各部署への現状聞き取り調査、救急外来スタッフへの試験運用(電話およびメッセージアプリ)とアンケート調査を実施し、得られたデータをカテゴリー化して分析した。【結果】聞き取り調査ではメッセージアプリを使用している部署が約7割でありその運用方法は様々であった。電話連絡網とメッセージアプリの試験運用の結果、電話では情報が行き渡るまでに長時間を要するデメリットがあり、情報伝達の正確性でも劣った。【考察・結語】電話連絡網と比較しメッセージアプリの使用はメリットが多く見られた。しかし、どのような方法においても災害時の通信障害リスク等を考えると完璧な方法はなく、複数の方法を備えて補完できるようにしておくことと、今後のサービスの進歩に応じてより確実な方法を検討し続けることが重要である。
