講演情報

[P12-05]都内小規模病院における大規模震災救護班活動

*森川 健太郎1 (1. 旗の台病院)
【はじめに】旗の台病院(当院)は東京都品川区にある小規模病院で、全日本病院協会に所属している。今回令和6年能登半島地震に際してAMAT隊を派遣する機会を得たため報告する。
【経過】発災後、当院には1月4日に派遣打診がAMAT事務局よりなされた。8日に現地入りし、以降市立輪島病院で10日迄病院支援を行った。病院内での医療救護活動は日本DMATが病院支援指揮所を担っており、AMAT隊は診療支援部門に配置された。当院の活動期間中は感染症が流行しており、日中の発熱外来、夜間の救急外来をAMATとして担った。当院派遣メンバーの感染を起こすことなく医療救護活動を行うことができた。
【考察】大規模震災では、ご当地に住まう者等しく被災する。医療スタッフ自身も被災者となる。増大する医療需要に際して劣勢におかれる医療供給は外部支援が必要となる。大規模震災発災後の医療救護活動は災害拠点病院を中心とする大規模医療機関を筆頭に計画が立案されている。小規模医療機関であっても大きな組織の中の一部として活動を行うことが可能であった。大規模災害に於いて、医療機関の規模に捉われずに支援体制を整えることが必要と考えられた。