講演情報

[P15-04]救急医療機関・血友病拠点病院おける、止血製剤の採用および在庫に関する調査

*日笠 真一1、矢倉 裕輝2、日笠 聡3、酒井 道生4、天野 景裕5、松本 剛史6、鈴木 圭6、木村 健1 (1. 兵庫医科大学病院、2. 大阪医療センター、3. 兵庫医科大学、4. 宗像水光会総合病院、5. 東京医科大学、6. 三重大学医学部附属病院)
【目的】血友病等の止血機能異常症の緊急処置時に必要な凝固因子製剤についての全国の救急医療機関・血友病拠点病院における採用・在庫の有無、採用・在庫がない/少ない理由、在庫配置依頼があったときの在庫の可否を把握することを目的とした。【方法】全国の救急医療機関、血友病拠点病院566施設の薬剤部に対しアンケートの送付を行い、郵送またはWEB入力により回答を回収した。【結果】290施設から回答を得た(回収率51%)。血友病・von Willebrand病(以下、VWD)治療製剤の採用のある施設は32~59%、在庫のある施設は25~50%であった。血友病・VWD治療製剤の在庫がない理由(複数回答)については、「定期的に処方される患者がいない」(83%)、「医師から在庫して欲しいとの依頼がない」(69%)を挙げた施設が多かった。医師から緊急対応用の血友病・VWD治療製剤の在庫依頼があった場合に、在庫が不可能と回答した施設は1%であった。【考察】凝固因子製剤による治療が必要な場合に備えて事前に薬剤部に在庫依頼をすることは、緊急処置時のための在庫の確保につながる可能性がある。